マザウェイズ 破産で店舗営業はどうなる?通販サイトは終了間近?

子供服専門店のマザウェイズが破産した件が話題になっていますね!

ベビー・子供服の販売で、一時期は83億円も売り上げていたようですが、急激に破産に至った経緯はなんだったのでしょうか?

また、マザウェイズの店舗営業や、通販サイトが終了間近だともウワサされています。

詳細をまとめてみました。

 

マザウェイズ 破産の最新ニュース速報!

(画像引用元:帝国データバンク)

マザウェイズの店舗です。

マザウェイズ破産の最新ニュース速報が出て、話題になっていますね!

マザウェイズは、ベビー・子供服の専門店で、「見て歩くだけで楽しい」といった店舗づくりと、中心価格を1990円に設定し、6~7着もの服を買っても、1万円出しておつりがくる、といった良心的な価格設定で、人気のお店でした♪

ですが、マザウェイズは破産してしまい、

  • 6月30日に、大阪地方裁判所に自己破産を申請
  • 7月1日に、保全管理命令を受ける

とのことでした・・・。

あんなに人気だったのに、どうしてこんな事態になってしまったのでしょう・・・?

実は、マザウェイズの破産の理由は、いくつかの原因が考えられています。

  1. 少子化の影響で、マザウェイズの主力商品の売り上げが減少していた
  2. 去年の暖かい冬のせいで、秋・冬物の売り上げが伸び悩み、現金を確保できなくなってしまった

ことが上がられるみたいです。

マザウェイズのような、子供服だけでなく、アパレル関係はこの先厳しいのでは?といろんなところで言われていますよね。

業界自体も飽和状態ですし、そもそも日本自体の景気がよくないので、

  • 「新しい服買う余裕ないよねー」
  • →「だったら、安くてそれなりに質のいいユニクロで済ませればいいじゃん!」

という感じにお客さんが流れてしまうのは、無理もない話でしょう・・・。

しかも、そういった流れでユニクロの売り上げ・店舗数は上昇し続けていて、ユニクロは新卒雇用で年収1000万円も用意して、優秀な若い人材で、幹部候補生を育てるような流れになっていると言われています・・・。

安くて質の高いものを作られたら、マザウェイズもたまったものではないですよね。

マザウェイズ破産の最新ニュースはコチラです。

子ども服「motherways」運営会社が破産へ 競合激化で不振に
7/1(月) 14:52配信

帝国データバンクによると、ベビー・子ども服販売の「motherways」(マザウェイズ)を全国で展開しているマザウェイズ・ジャパン(東京都江東区)が6月30日に大阪地裁へ自己破産を申請し、7月1日に保全管理命令を受ける予定とのことです。負債総額は関係会社など3社合計で約72億4100万円。店舗はしばらく営業を続けるとのことです。

1991年11月に設立の子ども服小売り。自社企画の「motherways」ブランドで商品を統一し、中心価格帯を1990円とするなどリーズナブルな価格で販売。首都圏を中心に全国に98店舗を展開し、2019年1月期には売上高約83億円を計上していたとのことです。

積極的に事業を拡大していたものの、少子化もあって他社との競争が激化し、店舗売り上げは低迷。新規出店費用を借入金でまかなっていたものの、昨年の暖冬の影響で秋冬物の売り上げが大幅に低下したことで資金繰りが急速に悪化していたとのことです。

(引用:ねとらぼ)

マザウェイズの破産を、帝国データバンクも発表していました。

マザウェイズ・ジャパン株式会社など3社
ベビー・子供服「motherways」98店舗を全国に展開
自己破産を申請
TDB企業コード:581405472

負債72億4100万円

「大阪・東京」 マザウェイズ・ジャパン(株)(資本金1000万円、東京都江東区新大橋1-3-11、登記面=大阪市中央区南久宝寺町1-5-7、代表根来豊氏、従業員88名)と、関係会社の(株)根来(資本金1000万円、大阪市中央区北久宝寺町2-1-3、代表加藤收一氏、従業員43名)、ネイバーズ(株)(資本金1000万円、大阪市中央区南久宝寺町1-5-7、代表齋藤由美子氏)は、6月30日に大阪地裁へ自己破産を申請し、7月1日同地裁より保全管理命令を受けた。

申請代理人は若杉洋一弁護士(大阪市北区中之島2-3-18中之島フェスティバルタワー27階、弁護士法人大江橋法律事務所、電話06-6208-1500)。保全管理人には渡邊徹弁護士(大阪市中央区北浜3-6-13日土地淀屋橋ビル、弁護士法人淀屋橋・山上合同、電話06-6202-4460)が選任されている。

マザウェイズ・ジャパン(株)は、1991年(平成3年)11月に設立した子供服小売業者。「motherways」の店舗名でシャツやワンピース、肌着、靴下、靴などベビー用品や子供服、雑貨の小売を手掛けていた。全て自社オリジナルブランド「motherways」商品で統一し、アイテム数は常に4000種以上を取り揃え、子育て世代に相応の知名度を獲得。衣料品の製造は100%中国の製造業者に委託し、リーズナブルな価格帯のものが大半を占めていた。店舗は、首都圏を中心に全国のショッピングセンターなどに98店舗を展開し、2019年1月期には年売上高約83億円を計上していた。

その後も店舗を増やすなど積極的な事業拡大を図っていたものの、少子化に伴う同業他社との競争激化により店舗売上げは低迷したこと加え、販売員の確保や在庫負担の増加などにより収益面も低調に推移し、不採算店舗が増加していた。さらに新規出店に伴う費用を金融機関からの借入金で賄っていたことで、金融債務が増大していた。昨年より資金調達に苦戦を強いられるなか、昨年の暖冬の影響により秋冬物の売上げが大幅に低下したことで資金繰りが急速に悪化。このため、売り上げ拡大や経費削減などに努めていたものの、ここへ来て先行きの見通しが立たず、今回の措置となった。

(株)根来は、1864年(元治元年)創業、1947年(昭和22年)8月に法人改組した旧会社の営業部門を分離独立させ87年(昭和62年)11月に設立した老舗の現金問屋で、バッグや婦人靴、アクセサリーなどを販売。92年1月期には年売上高約245億円を計上していたが、直近期となる2019年1月期の年売上高は約37億3000万円にまで減少していた。

負債はマザウェイズ・ジャパンが約59億円、根来が約13億円、ネイバーズが約4100万円、3社合計で約72億4100万円。

なお、店舗はしばらく営業を続ける予定。

(引用:帝国データバンク)

 

マザウェイズ 破産で店舗営業はどうなる?

マザウェイズ破産の最新ニュースが出ましたが、マザウェイズの店舗営業はどうなるのでしょうか?

0~11歳の赤ちゃんから、ボーイズ・ガールズの服は基本的に全部そろって、3000~4000点ほども品数がそろっていた、質も高いマザウェイズの店舗営業ですが、

  • しばらくの間、店舗はしばらく続ける

とのことでした。

ただ、

  • マザウェイズ・ジャパン自体負債が約59億円、
  • 関連会社の、根来が約13億円、
  • ネイバーズが約4100万円、
  • 3社の合計で約72億4100万円

とのことで、これからそう長くは、マザウェイズの店舗営業が持つとは思わないというのが、正直なところでしょうか・・。

 

マザウェイズ 破産で通販サイトは終了間近?

マザウェイズの破産で通販サイトも、終了間近だと言われています。

マザウェイズの店舗は、まだ残っていて、しばらくの間は営業を続けるみたいですが、これがどのくらい続くかどうかはわかっていません。

破産開始手続きと、その後の進展によって、すぐに営業が中止になるかもしれませんし、けっこう長い間継続して営業が続けられる可能性もあります。

他の企業が買収したり、といった話は、今のところ聞いていないので、他社に吸収されて、居ぬきで別のお店になる、といった可能性も低いでしょう。

マザウェイズの通販サイトも、マザウェイズが破産してしまえば商品が置いてある倉庫なども当然封鎖されるでしょうし、厳しいことになるでしょうね・・・。

 

マザウェイズ 破産への世間の声

マザウェイズを高評価していた声

  • デザインもかわいくてよく利用してたのに。
    残念です。
  • うちの子が小さい頃よく利用したよ。
    手頃で可愛くて、余り誰ともかぶらないのもよかった。
    そっか、破産か。残念だなぁ。

(引用:Yahoo!ニュース コメント)

やはり、マザウェイズの倒産を残念に思う人が少なくないようです。

マザウェイズを低評価している声

マザウェイズの商品ラインナップは、女の子の方が多かったのですね・・・。「いうほど安くない」といったお母さん方の声は、リアルですな。

マザウェイズの経営についての声

  • 借入金で 規模拡大は アウトですよ。

(引用:Yahoo!ニュース コメント)

 

まとめ:マザウェイズ 破産で店舗営業はどうなる?通販サイトは終了間近?

マザウェイズの破産のニュース、店舗営業や通販サイトが終了間近の件についてまとめてみました。

もしかしたら、閉店割引セールなどもあるかもしれないので、今後の状況を要チェックですね!

 

※追記:マザウェイズの倒産理由は2つあった!

マザウェイズの倒産理由には、大きく分けて2つありました。

  • 価格帯が安くも高くもなく、中途半端だった
  • 一つの服でカラーやサイズバリエーションを豊富にそろえていたので、在庫が膨大になってしまっていた

マザウェイズの倒産理由を解説した最新ニュースはコチラです!

人気子供服マザウェイズ、「突如倒産」のわけ
7/30(火) 5:30配信

都市部のショッピングセンターを中心に約100店舗を展開していた子供服販売店「motherways(マザウェイズ)」。フリルやリボン、キャラクターの絵柄などを施したデザインの独自企画商品を販売し、子育て世代のママの間で広く人気を博してきた。

その運営会社のマザウェイズ・ジャパン(登記上の本店:大阪市)が6月末、大阪地方裁判所に自己破産を申請。7月16日に自己破産手続きの開始決定を受けた。

■「前澤さん、マザウェイズを買ってください」

「マザウェイズ復活切望」「マザウェイズ・ロス」――。

倒産のニュースが駆け巡った7月1日以降、SNS上では閉店を惜しむ投稿が続出した。中にはTwitter上で、「ZOZOTOWN」を運営するZOZOの前澤友作社長に対し、「マザウェイズの会社を買ってください」などと支援を要望するメッセージを投稿するユーザーも複数いた。

数年前まで息子の普段着にマザウェイズを愛用していたという都内在住の主婦(40歳代)は「海外にあるようなかわいらしいデザインが手頃な値段で買えたので重宝していた。商業施設で店をよく見かけたし、お客も入っている印象だったのに」と、同社の倒産に驚きを隠さない。

倒産に伴い、同社は7月2日から全商品6割引の「閉店売り尽くしセール」を一部店舗で突如開催した。会員向けに配信されたメールでは、「人員確保等の諸事情で営業できない店舗もある」との説明があり、セール開催店舗には顧客が殺到した。その多くの店舗では会計まで2~3時間待ちの長蛇の列が発生したという。

信用調査会社の帝国データバンクによると、破産手続き開始の決定を受けたのはマザウェイズ・ジャパンと関係会社の根来(大阪市)、ネイバーズ(同)の3社。マザウェイズ・ジャパンは1991年に設立、2019年1月期の売上高は約81億円だった。破産管財人を務める弁護士事務所によれば、3社合計での負債は70億円程度。ブランド売却などの可能性については「未定」という。

突然の倒産劇に、アパレル業界内でも衝撃が走った。売り上げが苦戦していたことは一部で知られていたものの、子供服メーカーの幹部は「あまりに急な倒産で驚いた」と語る。実際、マザウェイズは今年3月にも大阪市内や群馬・前橋市内に2店舗を新規出店しており、表面上は倒産の兆候がほとんど見られなかった。

■子供服市場での競争厳しく、資金繰りが悪化

だが、複数の関係者によると、マザウェイズの昨年秋冬シーズン(2018年10~12月頃)と今年春先(2~5月頃)の売上高は、前年同期比でそれぞれ10%以上も減少。同社は10社以上の金融機関から多額の借り入れを行ってきていたが、売り上げが減る中で支払い利息負担ものしかかり、資金繰りが厳しくなったようだ。

倒産の背景の1つにあったのが、子供服市場での競争の激化だ。マザウェイズでは、新生児から小学校高学年(身長150センチ)までを対象とした衣服と雑貨を展開していた。はやり廃りが激しいアパレル業界だが、子供服の場合はトレンドの変化による影響が少なく、子どもの成長に合わせた買い換え需要も見込める。

だがその半面、成長の早い幼少期は1つの商品を着用できる期間が限られるため、顧客の低価格志向が強い傾向にある。急速な少子化が進む中、国内の子供服市場は「限られたパイのシェアの取り合いで価格競争が年々激化している」(大手アパレル幹部)のが実情だ。

ここ1、2年は、しまむらが展開する子供服専門業態「バースデイ」や西松屋も、既存店売り上げのマイナスが続く苦しい状況だ。一方で、ユニクロは子供服でもデザイン性の高い商品やコラボ企画を拡充して親子での購買を促し、市場シェアを拡大。国内ユニクロの2018年度キッズ・ベビー部門売り上げは、4年前比で約7割増の670億円に伸びた。

低価格志向の強まりやユニクロの攻勢を受け、1990円を中心に商品展開していたマザウェイズは安くもなく高くもない、中途半端な価格帯と感じられたようだ。知人に勧められ、マザウェイズで娘の結婚式参列用の服を購入したという主婦は「値段は安いと感じなかった。後でユニクロを見たら似たような商品がもっと安く売られていた」と話す。

■現金化できない不良在庫が膨れ上がる

もっとも、市場環境の厳しさ以上に、マザウェイズ特有のビジネスモデルの問題も大きかった。同社が強みとしていたのが、豊富なアイテム数とカラーバリエーションだ。つねに4000種以上のアイテムを取り扱っているデザインの幅広さが、マザウェイズの強みでもあった。

S・M・Lのサイズ展開が一般的な婦人・紳士服と比べ、身長約10センチ刻みでのサイズが必要な子供服の販売は在庫がかさみがちだ。それに加えて、マザウェイズのように膨大なアイテムとカラーを常時取りそろえるとなると、売れ筋から外れた商品の在庫は急速に増えていってしまう。

「現金化できない不良在庫が膨れ上がっていったことがマザウェイズの倒産の最大の要因」と、前出とは別のアパレル関係者は推察する。

倒産する直前まで出店を続けた同社だが、最近は知名度の低い商業施設や大型ショッピングセンターの中でも奥まった一角に出店するケースも目立っていた。既存店が苦戦する中で増収を求めるあまり、出店時の採算性精査が後回しとなっていた可能性も否定できない。

SNS上ではユーザーの悲鳴が広がる一方、販売員とみられる投稿者らによる突然の解雇に対する戸惑いや怒りをつづった投稿も散見された。ファッションに対する家計支出の減少が続く環境下、在庫がたまって収益悪化に苦しむ企業が珍しくないアパレル業界なだけに、マザウェイズが残した教訓は大きい。

(引用:東洋経済オンライン)

 

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